小田急電鉄のつづきです。
6月2日に開催された多摩線開業50周年記念ツアーは、A~Dコースの4コースを午前と午後、計8コース実施されました。
A・Cコースは、旧線跡の散策と小田急多摩センター駅構内の散策、B・Dコースは、黒川~栗平間の散策と唐木田車庫散策・改札鋏での入鋏体験です。
今回は午後のBコースに、同僚と一緒に申し込みました。
新百合ヶ丘駅での受付時、BコースはDコースと一緒に、Dコースとして周ると言われます。
各コース20名募集のところ、BコースとDコースは合計17名参加ということで、ひとつのコースに纏めたようです。
ちなみに、AコースとCコースは各1名、計2名のみの参加・・・。
スタッフが2名同行するので、A・Cコースはマンツーマンです。
本来のBコースは、新百合ヶ丘駅(団体専用列車)黒川駅(徒歩散策)栗平駅(団体専用列車)唐木田駅(唐木田車庫散策)唐木田駅(団体専用列車)新百合ヶ丘駅でした。
当日はDコースとして、新百合ヶ丘駅(団体専用列車)唐木田駅(唐木田車庫散策)唐木田駅(団体専用列車)黒川駅(徒歩散策)栗平駅(団体専用列車)新百合ヶ丘駅の順に周ることになりました。
唐木田駅では改札口付近にて、多摩線全駅の改札鋏入鋏体験が実施されました。
入鋏用に模擬きっぷが配布されます。
↑ 新百合ヶ丘駅から黒川駅までの模擬きっぷです。
鋏痕が分かりやすいように、黒く加工しています。
A4サイズで入鋏し易いように、やや厚い用紙が使用されています。
小田急線全駅の改札鋏は、現在も小田急本社にて保管されているそうです。
すでに記念きっぷを所持している参加者は、記念きっぷの硬券に入鋏が出来ましたが、この時点では、特典としての記念きっぷは配布されていません。
当日の団体専用列車として、海老名検車区予備の2000形が充当されました。
↑ 唐木田駅に到着した2000形団体専用列車です。
三扉切放スイッチが使用されています。
5号車のみ乗降可能で、その他車両の扉には、誤乗防止にロープが張られています。
座席が利用出来るのは6号車で、5号車には過去の写真が掲示してありました。
↑ 唐木田車庫の「最深部」です。
普段のイベントでも、ここまで入れることはありません。
↑ 新宿方から。
こちらも、普段のイベントの制限区域より奥まで入ることが出来ました。
唐木田駅でのイベント後、団体専用列車で黒川駅まで移動。
黒川駅から栗平駅までは、約2kmの散策です。
この日は天気が悪く、傘を差しての散策でしたが、東京と神奈川の県境について、初めて知ることが多くありました。
↑ 最後は、栗平駅から団体専用列車に乗車します。
この時の車内で、記念きっぷが配布されました。
今回のツアー料金は、4800円です。
缶バッジ2個と2000円の記念きっぷが特典で付いて、この価格は大変満足です。
ただ、参加者数で判断すると、今後も散策系のツアーは、難儀しそうです・・・。
最後に、この日の2000形団体専用列車は、多摩線内を只管、往復していました。
コースを纏めてしまった為、大半の列車が乗客無しで走行していました。
それでも、「回送」表示ではなく「団体専用」表示だったのは、沿線で雨の中、写真撮影をしている方々へのサービスだったようです。