11月中旬、岳南電車による夜行列車、「岳南夜行」に乗車して来ました。
9000形を使用し、吉原~岳南江尾間を2往復する、約5時間の夜行列車です。
座席は、2人掛けのシングルと、ボックスシートの相席シングルの2種類。
相席シングルは2名分予約すると、1ボックス利用可能となります。
今回は、相席シングルを2名分予約しました。
↑ 「岳南夜行 相席シングル参加証・指定券」です。
100mm×90mmサイズの常備券です。
終電後の吉原駅に集合します。
受け付け後、すぐには乗車出来ません。
一旦、パンタグラフを降下させ、出庫整備点検の実演が行われます。
↑ 吉原駅方です。
↑ 岳南江尾駅方です。
23時50分に出発します。
時刻通りですと、出発直前に下りの寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲号」が通過しますが、この日は3分遅れ。
その為、「岳南夜行」が定刻に出発し、東海道線との並行区間で追い抜かされるという演出(速度を調整)がありました。
最初の停車駅の岳南原田駅では、早速1時間の停車です。
この時間を利用し、駅舎内のそば屋「めん太郎」による、夜食の提供があります。
合わせて、過去のヘッドマークを装着した撮影会も実施されました。
↑ 深夜の岳南原田駅での撮影会です。
↑ 次の岳南富士岡駅では、30分間停車します。
岳南江尾駅には、1時42分に到着します。
岳南江尾駅には2列車が停泊している為、縦列停車します。
↑ 岳南電車での縦列停車は、珍しい光景です。
折り返し2時10分に出発し、復路は比奈駅で32分間停車。
1往復目の終点吉原駅に、3時03分に到着します。
2往復目の吉原駅は、3時50分に出発。
岳南江尾駅までノンストップで、4時10分に到着です。
折り返しは4時40分に出発し、復路もノンストップで吉原駅に5時00分に到着します。
2往復目は、意外に寝られた為、ほとんど覚えていません・・・。
吉原駅到着後、朝食が配布され、5時30分までホームと車内が開放されます。
最後のハイライトとして、5時14分頃に、上りの寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲号」が通過します。
乗務員氏曰く、「サンライズガチャ」というイベントで、ミュージックホーンを鳴らしてもらえるかどうか(JR東海は原則、ミュージックホーンのみを吹鳴しない)。
この日は、・・・・・ミュージックホーン鳴りました♪
完全にJR東海運転士のサービスですが、タイミングが良くて嬉しいです。
折り返しは、始発の岳南江尾行きとなる為、片付けと整備が行われます。
↑ 取り外された、「岳南夜行」の行先表示です。
9000形は、行先表示「幕」ではなく、行先表示「板」です。
~おまけ~
吉原駅出札窓口では、通常通りグッズ類の発売も行っていましたが、イベントでも発売しない代物が。
↑ 「ナイトビュープレミアムトレイン」のヘッドマークです。
まあまあの大きさです。
でも、次回以降は新しいデザインになるのでしょうか?
↑ 行先表示板のレプリカです。
「比奈行き」とは?
↑ 我が家に迎え入れた、「比奈行き」です。
購入しました・・・。
比奈行きというのは、通常、設定がありません。
沿線イベントの絡みで、比奈行きの臨時列車を設定したものの、結局、走らなかったそうです。
使用しておらず中古でもないので、レプリカだそうです。
言うなれば、本物という名のレプリカです。
大事にします。
「岳南夜行」、とても楽しかったです。
次回以降も是非、参加したいと思います。
次回につづきます。