えちごトキめき鉄道のつづきです。
今回の旅行の目的は、えちごトキめき鉄道の観光急行列車に乗車することです。
1年前の訪問時は全車自由席でしたが、現在は原則、1号車が指定席として運用しています。
指定席のプランは、「朝から夕まで」や「釜飯コース」「スイーツコース」等がありますが、今回は「クロザ」です。
「クロザ」とは?
413系・455系観光急行の運転室です。
正確には、運転室の助士席が指定の座席となります。
↑ ここですね。
この画像は、「D51レールパーク」内のクハ412系の助士席です。
実際のクハ455系とクモハ413系の写真は、時間が無く、撮影出来ませんでした。
ちなみに、クモハ413系の助士席側は、背面窓がありません。
さて。
今回は、妙高はねうまラインの臨時快速を1往復乗車する、「コースR」を申し込みました。
↑ 直江津駅6番線に入線する、妙高はねうまラインの臨時快速です。
出発の15分前になると、先頭車付近に添乗社員が来ます。
身分証を提示し、同意書に署名をします。
同意書の下半分が、添乗票になっています。
1号車指定席のような、硬券の指定席券等はありません。
えちごトキめき鉄道の腕章を着用し、いざ、運転室へ。
すでに運転士は待機しており、挨拶をします。
この日の担当運転士は、ベテランの指導運転士と若手の見習運転士のペアで、見習運転士がハンドルを握るということです。
観光急行を運転するのは、初のようです。
運転席には見習運転士、その後ろに指導運転士。
中央に添乗社員、助士席に私という陣容です。
尚、商用目的以外の個人的な撮影、その後の配信は、乗務員や添乗社員を写さない限り、自由に出来ます。
往路の8350Mでは静止画で、復路の8347Mでは動画で撮影しました。
↑ クハ455系助士席目線です。
↑ 直江津駅を8時43分定時に出発し、妙高はねうまラインへ進みます。
↑ 田園風景の中に新幹線の高架橋が見えると、上越妙高駅に到着です。
↑ 折り返し線のスノーシェッド内に停車。
スイッチバック運転は、指導運転士が担当しました。
↑ 二本木駅出発後、スノーシェッドを横に見つつ、妙高高原駅を目指します。
9時37分、妙高高原駅1番線に到着、すぐにエンド交換となります。
↑ クモハ413系助士席目線です。
復路の画像は、動画からの切り抜き画像です。
9時44分、定時に出発します。
↑ 関山~二本木間には、多数のカメラマンが。
正面の丘の上にも、多数居ります。
この日は天候が良かったので、往復共に沿線には撮影者が多かったです。
↑ 新井駅では、田島塗りのET127系や特急「しらゆき号」と顔を合わせます。
↑ 上越妙高駅では、「雪月花」と交換します。
点字ブロックからはみ出す撮影者も居ます・・・。
↑ 終着直江津駅1番線には、10時35分に到着です。
往復で約2時間の運転室添乗体験ですが、ひと言で言うと「おもしろかった」。
それ以上に、緊張感もありました。
指導運転士と見習運転士の会話を聞いていると、古い車両の運転には、相当の技術が必要と感じました。
見習運転士の「127系とは別物」という言葉が、それを表していると思います。
他の鉄道会社では体験出来ない「クロザ」、絶対にオススメです。
最初は、27500円は高いと思っていましたが、乗車後は、寧ろ安いと思うようになってしまいました。
先日の横浜そごうでのイベント会場で、鳥塚社長に感想を述べると、嬉しそうに頷いてくれました。
鳥塚社長曰く、「日本海ひすいラインもオススメですよ」とのこと。
尚、10月と11月は、「クロザ」の設定はありません。
鳥塚社長に聞いたところ、秋はイベントで添乗社員が確保出来ないので、やむなく中止ということです。
冬は降雪も考慮しながら、設定する予定だそうです。
↑ 乗車特典の特製スタフです。
乗車時に、担当運転士より手渡されます。
次回につづきます。